加藤けんいち

おだわらを拓く力(加藤けんいち後援会)

再生可能エネルギーの取り組み

豊かな自然環境の保全と充実というテーマの中で大事なことの一つに、地域のエネルギーを地域の自然環境を生かして作っていく再生可能エネルギーの取り組みがあります。

小田原市ではクリーンなエネルギーの生産に関心を持っておりましたが、東日本大震災で放射性セシウムによって当地域も汚染されたこと、また計画停電によって地域の主幹産業が停止をしてしまったこと、こういったことも踏まえまして地元で分散型の安全な再生可能エネルギーを作っていくということに取り組みを進めてきました。

幸い地元には環境意識が非常に高い企業も多く、官民の連携が数年間で一気に進んできました。

その中でここ辻村山林においてメガソーラーの設置も行われ、報徳エネルギーという会社が発電事業に乗り出したのを大きなきっかけとして、地元ではその電力を販売する湘南電力という会社も誕生し、一方で行政は再生可能エネルギーの促進に向けた条例を制定し、また基本計画も定めてその取り組みを大きく後押しをしてきました。

小田原市は『SDGsモデル事業』に採択され、地域循環共生圏の取り組みを進めていますが、その重要な取り組みの柱はこの再生可能エネルギーをより拡大させていくということです。

これから市内の小中学校の校舎の屋上に乗せた太陽光発電、また市民の皆さん方の住宅や民間の施設も活用した再生可能エネルギーの発電を地域全体で共有しながら、何かあった時に当地域だけでもエネルギーの自給ができるような体制を目指しで取り組みをしていきます。

また今年の6月以降、電気自動車100台を設置して地域からCO2を排出しない脱炭素型交通モデルの構築に向けたモデル事業も国の後押しを受けて動いていきます。

こうした形で小田原市ではこれらの取り組みを踏み台にしながら、再生可能エネルギーによる地域自給の取り組みをよりいっそう進めていく考えです。

次ページ:小田原市民学校

動画 一覧