加藤けんいち

おだわらを拓く力(加藤けんいち後援会)

Ⅲ「第4ステージの取り組み指針」の骨格

【⒊ 個別政策分野に対する具体的補強】

① 福祉・医療(13)

  • 【地域福祉の推進】
    •  ケアタウン事業の更なる進化と展開
    • 地域コミュニティ活動との一体化、障がい者・子育て支援への取り組み補強、ソーシャルワーカー配置によるケア機能の補強、総合的相談窓口機能の強化によるフォロー体制の強化
    •  教育現場や地域における、福祉の担い手育成に向けた取り組み
    • 福祉の現場での体験学習、高齢者や障がい者などとの日常的交流の機会確保
    •  生活保護行政の更なる充実
    • 職員数の適正な配置維持、多機関協働による自立支援体制の強化
  • 【高齢者福祉】
    •  地域包括ケア態勢の拡充
    • 在宅医療・介護の充実に向けた、医療・介護間の協力体制の強化、病診連携の充実
    •  プロダクティブ・エイジングの更なる充実
    • シニアバンク活動の充実、応援ポイント事業の拡大、民間と連携した活動領域の拡大
  • 【障害者福祉】
    •  障がい福祉分野の各種サービスの水準引き上げや取り組み拡大の検討
    • 移動支援、グループホーム開設支援、レスパイト支援、重度障がい者医療費助成事業の拡大
    •  障がい者の就業機会拡大および事業支援の強化
    • 農業やサービス業など、民間事業者や団体への協力要請、福祉作業所からの物品調達の拡大要請
    •  放課後等デイサービス事業の質的拡充に向けた取り組み
    • 障がいがある子どもたちの居場所確保、福祉事業者と連携し介護施設などを利用し拠点設置
  • 【健康づくり】
    •  食と運動による市民の健康増進活動の更なる展開
    • 民間団体と連携した食生活改善、日常的運動習慣の推進、健康アプリの普及など
    •  医療・介護費用の抑制に向けた市民プロジェクトの展開
    • 数値目標を設定し、市民生活の中での実践を促進
    •  小田原特産の「梅」に着眼した健康増進
    • 梅がもつ優れた健康増進効果についての情報発信、市民による日常生活への取り入れ
  • 【地域医療体制】
    •  新病院建設の推進
    • 県西地域における医療機関の役割分担を視野に、計画策定と事業手法の確定、周辺整備への着手
    •  在宅医療・介護を推進するための地域内医療・介護の連携体制づくり
    • 診療所(かかりつけ医)と病院との情報共有と役割分担、介護施設と医療機関との連携
    •  新型コロナウイルス感染症の経験を踏まえた、地域医療体制としての備えの確立、各医療機関等との連携や役割分担の確認
    • 市立病院においては、感染症患者の受け入れを想定した機能整備について検討
        感染症予防に必要な各種防護資材等のストック確保

② 暮らしと防災・防犯(12)

  • 【平和・人権】
    •  平和を創る教育・体験プログラムの充実
    • ナガサキユースの協力による「ワールドキャンプ」の継続・充実、市内中学生の交流と学習
    •  平和創造活動への積極的参加
    • 和首長会議、非核宣言自治体協議会 等
    •  女性活躍の更なる推進と、市役所組織における人材登用
    • 各種委員会における女性委員比率の向上、市組織における管理監督者への女性任用推進
    •  性的マイノリティへの支援事業実施と、啓発活動の継続
    •  更生保護活動の強化
    • 「再犯防止推進計画」の策定、社会復帰における民間団体への協力要請、報徳更生寮など更生保護活動団体への支援 
  • 【防災・防犯】
    •  災害情報伝達手段の更なる充実
    • 防災無線の更新時期に合わせた伝達手段(防災ラジオ、個別受信機等)の多様化・充実検討
    •  各地での被災体験に学んだ災害対応態勢の実戦的強化
    • 各種防災訓練等の内容拡充、市庁舎の災害対策機能強化、各種避難所の運営体制、受援体制の構築、災害廃棄物対応や仮設住宅の計画など、重要テーマの解決
    •  災害時要援護者への対応の確立
    • 各地区における情報把握と、援助活動の役割分担・態勢づくり、要援助者の訓練への参加
    •  非常用電力供給体制の全広域避難所への追加整備
    • 太陽光発電設備および蓄電池等の順次設置、蓄電池としての電気自動車活用の運用体制づくり
    •  神奈川県と協力しての水害対策推進
    • 市内2級河川の浚渫、護岸整備の迅速な推進、酒匂川の一級河川化に向けた研究
    •  地消防署所の適正配置と再整備
    • 老朽化した署所の建て替え(成田、岡本)、再整備の検討(松田、山北、荻窪)
    •  「国土強靭化地域計画」の早期策定

③ 子育て・教育(23)

  • 【子育て支援】
    •  「おだわら子ども若者教育支援センター」の稼働による支援機能の大幅拡充
    • 0歳から39歳までの一貫した支援体制、関連部局の緊密な連携、療育指導体制の強化
    •  待機児童ゼロに向けた取り組みの強化
    • 市内各保育園の定員拡大支援(0・1歳児の枠を重点に)、新たな受け皿づくり推進
    •  認定子ども園への移行促進
    • 教育・保育を一体的に推進するための認定こども園化の推進、民間での認定子ども園移行支援
    •  市内の保育園と幼稚園の合同研修による子育て支援機能の強化
    •  子育て世代包括支援センター機能の充実
    • 人員体制の補強、川西地区への追加開設
    •  AI導入による保育園入園マッチング手続きの迅速化
  • 【子どもの育ちの環境】
    •  子ども食堂の開設・運営支援による拠点数の拡大促進
    •  放課後児童クラブのサービス拡充
    • 民間委託による開設時間の拡大(~19:00)、サービス内容の充実
    •  放課後子ども教室の内容充実
    • 学習指導や各種体験の拡充、地域人材の協力拡大、放課後児童クラブとの一体化検討
    •  「スクールコミュニティ」の取り組み地域の更なる拡大
    • 居場所づくりと情報共有の2本立て、地域によっては放課後子ども教室との統合も視野に
    •  PTA・子ども会・青少年育成活動などへの支援強化
    • 担い手の拡大に向けた各種支援、子ども会と自治会活動の合流検討
    •  プレイパーク事業定着に向けた支援の継続
    • 地域諸団体との連携を強化、地域人材の活用など事業継続を支援  等
  • 【学校での教育活動】
    •  「社会の中で生きる力」を涵養(かんよう)する教育の実現
    • 社会課題(福祉・環境・防災など)の学び、地域社会との交流拡大、職業教育の充実など
    •  子どもたちの体力・運動能力の向上への取り組み
    • 大学や専門家などと連携したプログラムの更なる充実
    •  「GIGAスクール構想」に対応した諸設備の導入
    • 全小中学校への回線敷設と、十分な台数のPC配置、ICT教育の充実 
    •  「経済格差→教育格差」という負の連鎖を絶つ支援体制の拡充
    • 放課後子ども教室の機能充実、市民の協力による各種学習支援活動の充実
    •  「おだわら子ども若者教育支援センター」における各種相談の受け皿充実
    •  小中学校の長寿命化などに関する計画の策定
  • 【教育環境の整備】
    •  学校施設の維持修繕および機能整備の推進
    • 修繕計画の推進、トイレ洋式化、特別教室への空調設置、外壁の打診検査と補強など
    •  小学校校舎の内部空間における木質化改修事業の順次推進
    • 長寿命化と居住性の向上、空間拡大、地域コミュニティの活動空間づくり、令和2年度は豊川小
    •  園庭・校庭の芝生化
    • 市立幼稚園・保育園・小学校を対象に、課題が整理できた施設から順次導入へ
    •  学校給食センターの移転・再整備
    • 老朽化した現施設に替わる新施設、令和5年度の完成を目標に
    •  教職員の多忙化改善に向けた各種取り組みの実施
    • スクールサポートスタッフの配置、部活動指導体制の補完、保護者対応等への支援体制整備など

④ 地域経済(45)

  • 【観光】
    •  小田原城内外の施設整備と回遊機能向上策
    • トイレ改修、無電柱化、案内板・Wi-Fi環境の充実、飲食機能の強化など
    •  「忍者のまち」としての作りこみ
    • 街なか店舗での関連サービスの開発、「風魔忍者」によるパフォーマンスの定期上演など
    •  北条五代の大河ドラマ化に向けた各種取り組みの強化
    • 北条五代の顕彰活動の継続、関係自治体の連携による100万人署名の展開など
    •  まちあるき観光の拡大支援と受け皿づくり
    • 多彩なコンテンツ(北条、文学、邸園、なりわい、食など)を巡る民間の取り組み支援
    •  ウォーキングタウン小田原のエリア拡大
    • 下曽我(五郎十郎、梅)、国府津(別邸と社寺)、桜井(金次郎の故郷)などのコース充実
    •  歴史的街並みの再形成に向けた、修景支援と利活用
    • かまぼこ通り、西海子小路、板橋旧街道界隈、お堀端通りなどを当面の対象に、歴史・文化・ なりわいなどの地域資源を活かした連なりのある景観へ、舗道美装化、無電中化、意匠統一などを組み合わせて実施、来訪者の大幅増加を目指す
    •  空き家・空き店舗を活かした来街者向けサービスの誘致・支援
    • ゲストハウス・民泊・カフェ・飲食店・クラフトショップなど、点から面への拡大へ
  • 【雇用・住まい】
    •  若手事業者のオフィス/ラボ/アトリエなどの進出支援
    • 恵まれた職住近接環境と、小田原ならではのライフスタイルで訴求、定住政策とセットで
    •  民間まちづくりによる空き家活用への支援強化
    • 子どもの居場所/子ども食堂/コミュニティカフェ/コワーキングスペースなど
    •  都市生活者への移住PR
    • ふるさと回帰支援センターのブース活用、「仕事は都会、住まいは小田原」需要の取り込み
    •  マンション開発による紛争防止に向けた、各種開発要件の研究
    • 高度地区緩和によるマンション建設増加に伴い発生しうる事案の整理
  • 【中心市街地再生】
    •  街なかにおける生活者支援のための取り組み
    • 食品や日用品など生活関連商業の進出や、再開発時のテナントミックス形成への支援
    •  「ウォーカブル・タウン」による商店街再生の研究
    • 商店街連合会と連携、ポートランドなどに学び、歩いて楽しむ専門店主体の商店街モデルの検討
    •  街なかへの「サード・プレイス」(家庭・仕事以外に市民が集える居場所)の設置支援
    •  「都市廊」形成への取り組み継続
    • 街なか緑化事業を導入として、景観形成、街区再開発(修景を伴う)へと展開
  • 【商業・産業】
    •  小田原ならではの「ものづくり」のPRおよび支援の強化
    • 優れた製品・商品・技術の市内外への積極的情報発信、ハルネなどでの催事や出張展、   産業としての力(商品力・販売力・市場戦略等)の強化などを支援
    •  ハルネの経営安定化と運営強化
    • 小田原スタイル充実による地元顧客層の安定化、民間ノウハウ・体制による運営への移行
    •  徒歩生活圏商店街における、空き店舗のコミュニティ拠点化への支援
    • 地域コミュニティの活性化と、徒歩生活者の利便向上に資する機能確保へ、支援制度を創設
    •  「出張商店街」(橘商工会で継続実施中)の実施地域拡大に向けた支援
    •  旧関東学院大学法学部キャンパスの有効活用による地域振興・産業振興
    • 成長と需要が見込める分野を専門とする新たな大学機能の誘致推進
    •  新たな工業団地(鬼柳・桑原地区)などへの優良企業の誘致活動支援
  • 【農業】
    •  「小田原市農業振興計画」の策定
    •  耕作放棄地の利活用に向けた各種取り組みの継続・強化
    • 農地と耕作希望者のマッチング促進、休耕地の復原・活用に対する支援策の強化検討
    • 早川~片浦地域、久野~荻窪地域、下曽我~上曽我地域、国府津~橘地域のそれぞれにて推進
    •  地場農産品の更なるブランド化と生産拡大、新たな品目の産地化研究   玉ねぎ、梅、柑橘、オリーブ、レモン
    •  地場野菜ブランドの育成
    • 青果商業組合や青果市場と連携した「小田原いちばやさい」の生産・流通支援
    •  農水省等とも連携した有機農業(有機の里づくり)の更なる推進と、生産者団体の各種活動支援
    •  農産分野での新しい事業展開支援(スマート・テロワール構想)
    • 耕作放棄地も活用し、野菜、穀類、果樹、花卉(かき)などの生産拡大~加工事業立ち上げを支援
    •  鳥獣被害対策の強化と、「ジビエ」に取り組む民間事業への支援
    •  様々なタイプの新規就農者への支援(若手、定年帰農者、障がい者、市民農、企業等)・・・
    • 生産組合や営農団体による雇用などへの財政支援、営農技術や農機操作習得の支援など検討
    •  都市住民(関係人口)による援農ニーズの受け入れ、市民農園の拡大
    •  農福連携に取り組む諸団体などへの支援
    • 農作業と障がい者のマッチングによる生産活動に対する各種支援策の研究
    •  生産緑地の制度移行における農地の確保
  • 【林業・木材産業】
    •  100年先を見据えた「おだわら森林ビジョン」の策定
    • 自然林・水源林としての奥山、林産と憩いの空間としての里山、材の生産林としての中間林
    • 豊かな自然空間、多様な生態系、安定した木材供給、人と自然の接点など、多義的な価値の森に
    •  「いこいの森・わんぱくらんど」エリアの一体的なリノベーション
    • 森林活用、自然の中での遊び空間、魅力的なキャンプ、レクレーション、環境教育などを一体化
    •  小田原産木材の活用箇所の拡大
    • 公共施設や街なかの諸施設(駅・商店・商店街など)における建材、生活の中の道具など
    •  小田原産木材を活用した小学校の木質化改修の継続
    • 森林環境税を活用、令和2年度は豊川小学校で実施、以後毎年1~2校を目安に継続
    •  小田原スタイルの住宅モデル確立と、施工実績作り
    • 一般住宅、もしくは地区公民館や公共施設における採用も視野に
    •  木造建築における、小田原が誇る「匠の技」の継承支援
    • 職人育成の取り組み継続と拡充、技術継承も兼ねた歴史的建造物等の修復の推進
  • 【水産業】
    •  「小田原城前魚」の更なるブランド化と、消費拡大・商品開発等への取り組み支援
    • 商品ラインナップ・取り扱い拠点の拡大、定番メニューの開発研究、各方面へのPR強化
    •  整備完了した水産3施設のフル活用による水産分野の各マーケット拡大
    • 鮮魚としての流通拡大、加工品としての販路拡大、消費拠点における地場商材の取り扱い拡大
    •  栽培/養殖型の水産分野拡大
    • イシダイ、アワビ、ワカメ、ウニなど
    •  早川駅~本港・新港エリアの更なる活性化に向けた各団体間の連携強化
    • JR、観光協会、早川商工振興会、JA、漁業組合、魚市場、TOTOCO、地魚大作戦協議会など
    •  漁港・魚市場周辺がもつ可能性を活かした取り組み支援や、新たな事業化の検討
    • 「港の夜市」のような新しい切り口の催事、クルーズ船の就航、本港~新港の渡し船など
    •  老朽化した地方水産市場建屋の再建に向けた検討の本格化
    • 新たな市場機能・仕様の整理、建築手法や立地の精査、財源の検討、周辺まちづくりとの整合など

⑤ 歴史・文化(24)

  • 【史跡整備】
    •  史跡小田原城跡の各種整備の継続
    • 御用米曲輪、適切な植栽管理、老木化した桜の補植、楓など季節感のある樹種の植樹など
    •  「史跡小田原城跡保存活用計画」の策定
    • 史跡と緑の共生、周辺の教育・生活環境への配慮、都市公園的要素の取り込みなど
    •  公有化した街なかの史跡整備用地の活用
    • 芝生化と木柵で空間整備し、催事もしくは仮設的な利用で、回遊性や賑わい促進に貢献
    •  「総構」をぐるりと巡る回遊ルートの整備
    • 主要な遺構の整備保全、案内表示の充実、民有地通過についての協力要請 
    •  天守閣木造化の可能性について検討を継続
    •  史跡石垣山一夜城の整備保全と植栽管理
  • 【地域資源の活用】
    •  「第2期小田原市歴史的風致維持向上計画」の策定
    • 歴史的風致形成建造物の追加指定と保全、街並みの修景などを位置づけ
    •  新たに公有化した歴史的建造物の活用
    • 旧松本剛吉別邸と皆春荘を加えた邸園文化エリアの魅力発信と利活用、豊島邸での民間事業支援
    •  「文学・童謡のまち」としての磨きこみ
    • 文学館の魅力向上や旧保健所跡地の利活用など、西海子エリア一体の機能配置や整備手法の検討
    •  各町に伝わる祭礼文化や芸能、山車・神輿の保存継承支援
    •  博物館構想実現への部分的着手
    • 小田原全域に存在する「フィールド」の概念整理、指定・明示、回遊コース作り
  • 【文化振興・生涯学習】
    •  市民ホールの整備推進と運営体制の確立
    •  市民ホールオープニング期間の企画決定と市民利用の促進
    •  「文化によるまちづくり条例」に基づく多彩な文化活動の振興・支援
    • アウトリーチや諸企画を通じた担い手育成、各種芸術文化プログラムの充実、観光との融合など
    •  小田原駅東口図書館オープン後の十分な運営体制の確保
    • 旧市立図書館の書籍・資料は中央図書館と小田原駅東口図書館へ分割収蔵、東口は「アクセスしやすい出会う図書館」として運営
    •  「おだわら市民学校」を核とした生涯学習体系および推進体制の再構築
  • 【都市間交流】
    •  姉妹都市・友好都市などのご縁による都市交流の発展と、新たな関係構築の検討
    • 国内:ゆかりの各自治体(報徳、北条五代、法隆寺、白秋、耳庵)
    • 海外:米国・チュラビスタ市、豪州・ノーザンビーチーズ市
    • 交流:モルディブ共和国、韓国・済州島、中国・安陽市
  • 【スポーツ振興】
    •  オリパラのホストタウン/キャンプ地としての交流によるスポーツ振興
    • エリトリア・ブータン・ミャンマー、モルディブ、オーストラリア、 バスケット3×3日本代表
    •  ラグビーW杯の盛り上がりを活かした「ラグビーのまち」としての振興
    • ラグビースクールの活動支援、小中学校での導入、各種大会や強豪チームのキャンプ誘致など
    •  日常におけるウォーキング・ランニングの定着
    • 地域ごとにウォーキングコース設定、各種マラソン・駅伝大会の開催支援など
    •  地域単位のスポーツ振興の継続
    • 各種目協会や総合型スポーツクラブと各地域との連携強化、取り組み可能な種目の増加へ
    •  各種スポーツ施設の維持修繕および改修
    • 城山陸上競技場、小田原アリーナ、御幸の浜プールなど
    •  市内のプール施設のあり方検討
    • 御幸の浜プールの存廃見極め、各学校プールについては民間委託や統廃合も視野に検討
    •  酒匂川スポーツ広場の代替機能確保に向けた検討開始

⑥ 自然環境(23)

  • 【環境保全に向けた協働】
    •  地域内の自然環境にまつわる諸課題の解決に向けた多彩な取り組みの推進・支援
    • 「地域循環共生圏プラットフォーム事業」の活動として、3年間集中的に実施
    •  おだわら環境志民ネットワークを核とした自然環境保全活動の枠組みの確立
    • 環境分野の取り組みを民間諸団体が分担・連携し、市との協働を進めるフォーメーションに
    •  「身近な公園プロデュース事業」の取り組み拡大
    • 地域内諸団体の連携による取り組みを促し、市内都市公園の大半まで拡大へ
    •  市内全域における「緑」の充実推進
    • 「緑の基本計画」に基づき、街区公園・街路・住宅街・里山など、取り組みを着実に実施
    •  年間を通じた「花と緑」のまちづくり推進
    • 民間の協力を仰ぎ、ハンギングバスケットやフラワースタンドなど、街なかの「花と緑」を充実
  • 【自然資源の涵養(かんよう)】
    •  「おだわら森林ビジョン」に基づく、100年先を見据えた森づくり(再掲)
    • 奥山を「清浄な水と空気を生み、多彩な動植物が息づく、豊かな森」へ
    •  針葉樹主体から、広葉樹林のエリア拡大へ
    • 奥山の自然林化と、里山での「人が入りやすい明るい森」への移行
    •  経済的価値を高める森林再生のモデルづくり
    • 建築材だけでなく、寄木細工などの各種用材や、椎茸栽培のホダ木などで活用できる樹種の育林
    •  生態系保全エリアの設定と、保全活動の継続
    • 久野川の上流域、沼代地区の棚田、桑原のメダカ生息域、曽我山~国府津丘陵の水源域など
    •  市民による森づくり活動の更なる活発化
    • 水源の森づくりに向けた植林、久野・曽我の里地里山協議会による開かれた森づくりの活動支援
    •  酒匂川流域の自然環境・水質保全に向けた、利水域との交流・連携
    • 川崎市、横浜市、横須賀市などの住民に、環境保全活動や環境ツアーなどへの参加呼びかけ
  • 【エネルギー政策】
    •  再生可能エネルギーの地域自給の推進
    • 公共施設などでの需給一体型の再生可能エネルギー活用
    •  脱炭素型地域交通モデルの実施と、成功例としての確立
    • EV(電気自動車)100台によるカーシェアリングと、災害時の「動く蓄電池」としての活用
    •  脱炭素型まちづくりに向けた、新たな段階での官民連携とエネルギー地域自給モデルの実証プロジェクトの検討・実施
    • エネルギー事業者、都市インフラ事業者、設備事業者らとの協働によるチャレンジ
    •  民間主導で進むソーラーシェアリング(営農継続型太陽光発電)などの発電事業への支援
    • 農家収入の向上により耕作放棄地化や離農を防ぐ策としても重要
    •  わんぱくらんど周辺を、環境・エネルギー学習体験ゾーンとして位置づけ、整備
    • 再生可能エネルギーの新旧プラント、森づくりと木材活用事例などが集積したエリアに
    •  全広域避難所(各小学校)を対象とした再生可能エネルギーの活用
    • 非常時に加え平時の有効活用を両立させた再生可能エネルギー活用体制の強化
  • 【ごみ処理・鳥獣害】
    •  生ごみ堆肥化事業の更なる充実・拡大
    • 参加家庭の更なる拡大と定着を目指し、小学校への環境教育も強化、周辺市町へも拡大
    •  剪定枝の資源化への本格着手
    • まず事業系から実施し、順次生活系に拡大、チップ化し歩道材や堆肥、エネルギー源などで活用
    •  ごみの収集頻度や分別方法などの適正化、有料化の検討
    • ペットボトルごみを隔週から毎週へ、「その他紙」の回収強化、ごみ減量も視野に有料化を検討
    •  県西地域全体での「プラごみ・ゼロ」アクションの推進
    • 酒匂川・狩川・山王川久野川・早川・中村川の各流域と、沿岸部での一斉実施へ
    •  鳥獣害対策のレベルアップ
    • 街なかのカラス、里のサル、農村のイノシシやシカ、ハクビシンへの対策・支援策の強化
    •  ジビエへの取り組み拡大
    • 食肉処理体制の充実への支援、流通拡大に向けたプロモーションへの協力

⑦ 都市基盤(12)

  •  お城通り地区再開発事業(広域交流施設ゾーン)の整備完了
  • 令和2年度の秋から冬にかけて順次オープン、小田原および県西地域の顔として機能
  •  小田原駅西口の民間再開発支援(新幹線ビルの建て替え)
  • 令和2年度より解体開始、令和7年度に商業機能のある分譲マンションとして完成予定
  •  小田原駅周辺および中心市街地における民間再開発計画等との十分な連携
  • ダイヤ街(旧アプリ)、東通り周辺など
  •  国府津駅における駅前整備事業の推進
  • 一般車両滞留スペース、駐輪施設、集会施設などの整備、車両動線などの工夫
  •  市内の大規模用地の活用に向けた総合調整および検討の継続
  • 鬼柳桑原工業団地、少年院跡地、イオンタウン予定地、日立跡地など
  •  国策と連動した、電線類地中化の推進に関する検討
  • 観光振興策を重点的に展開するかまぼこ通り・板橋旧街道周辺などを手始めに
  •  各種幹線道路整備事業の早期推進への協力
  • 県道・穴部国府津線/城山多古線/小田原山北線/小田原中井線、広域農道小田原湯河原線
  •  神奈川と静岡を結ぶ高規格道路(仮称・伊豆湘南道路)の構想路線化へ、関係諸団体と連携推進
  •  地域公共交通の確保に向けた各種モデルの実証展開
  • 研究成果を踏まえた橘地域への導入、県との連携による片浦地域でのライドシェアなどを核に
  •  道路・橋梁・上下水道の老朽化対策および維持更新作業の遂行
  • それぞれの長期保全/維持修繕計画に基づく着実な推進
  •  水道局・下水道部の統合による業務効率の向上
  • 令和3年度より、高田の水道局空間に主要機能を統合設置、各種作業や情報の共有化
  •  受動喫煙防止に向けた街なかの環境整備
  • 喫煙場所の削減と、喫煙場所における分煙機能の強化

⑧ 市民自治・地域経営(23)

  • 【地域コミュニティ】
    •  地域コミュニティをフィールドとした各種協働事業のモデル確立
    • ケアタウン、スクールコミュニティ、防災防犯、環境美化など
    •  地域コミュニティ活動の更なる進化に向けた施策の推進
    • 担い手確保、財源充実、職員支援体制の強化など
    • 地域差解消に向けた、地域間での情報共有と連携の促進
    •  地域コミュニティの活動拠点の整備推進
    • 小学校の改修時に地域コミュニティ活動拠点を確保、それによる学校・地域の連携強化
    •  連合自治会区と小学校区のズレによる不具合の解消
    • 防災訓練などは基本的に小学校区として行うなど、可能な機能から小学校区へ移行
  • 【新しい公共、市民活動】
    •  市民活動応援補助金/提案型協働事業の拡充
    • 提案の増加や活動の活発化に応じて、事業費枠を拡大、より一層の活性化を支援
    •  おだわら市民交流センターUMECOの活用促進
    • 人や活動の出会い促進、利活用スタイルの進化に向け、利用者団体らとの連携強化、協働推進
    •  「おだわら市民学校」の運営サイクルの確立
    • 運営体制とプログラムの確立、卒業人材の活躍支援、若手世代の参加促進の工夫、   各分野の第一人者などによる公開講座の充実
    •  自治体SDGsモデル事業の関連プロジェクトの推進
    • 「風の谷プロジェクト(Society5.0の実装化)」「まちのコイン(つながりの見える化)」
    •  市政運営やまちづくりに関する、市民との十分な情報共有化
    • 市職員によるSNSなどを活用した情報発信、現場を介した交流と学びの機会づくり
    •  市民学校の運営等で築かれた協力関係等を活かしての、「分野別市民会議」の設置
    • 子育て支援、障がい者支援、市民農など
    •  「リカレント教育」の受け皿づくりに向けた官民での研究
    • 市内の3大学や教育機関との協働、民間企業との連携などによる可能性検討
  • 【行財政運営】
    •  人口の社会増確保(移住者増加)に向けた都市セールス活動の更なる推進
    • 発信情報の充実、媒体(HP、SNS、小田原ブックなど)の拡充、組織体制の強化
    •  絶えざる行財政改革の継続
    • 第2次行政改革の断行、ベンチマーキングによる事業見直し、業務内容・プロセスの改革 等
    •  中期的財政推計の明確化と情報共有
    • 大型事業の重なりや扶助費等の伸びなどの財政運営への影響見極めと、事業余力の確認
    •  各種公共施設の長寿命化および再配置への取り組み推進
    •  新たな財源確保策に向けての研究とシミュレーション
    • 全国市長会が提案した(仮称)「協働地域社会税」のような、地域課題解決のための財源
    •  競輪事業の今後についての見極め
    • 売上の推移、民間包括委託後の状況、老朽化した施設の耐震化・維持修繕コスト等から判断
  • 【情報化への対応】
    •  情報技術を活かした、市民の利便性向上、業務効率化への更なる取り組み
    • AI、RPA、IoT、各種デジタル技術など、効果の高いものについては積極的に導入
    •  新たな技術の導入・運用を支える専門人材の獲得、もしくは然るべき外部機関との連携
  • 【職員・組織】
    •  職員の能力・モチベーション向上に向けた各種研修充実や、風通しの良い組織作りの推進
    •  各部署での業務内容・プロセス改革へのチャレンジによる、職務効率化と働き方改革の推進
  • 【基礎自治体と広域行政】
    •  県西地域における効果的な広域行政の展開
    • 経済・環境・防災等の分野における連携強化、
    • 共同化・広域化の効果がある事業分野についての研究、
        圏域としての魅力向上に向けた共同でのプロモーション、情報発信、定住人口等の受け入れ推進
    •  県西地域としての「いのちを守り育てる地域自給圏」構想の具体化検討
    • 先行して取り組む山形県置賜地方などとの交流による学び