加藤けんいち

おだわらを拓く力(加藤けんいち後援会)

理念

小田原の確かな未来の為に

自然環境、地理的条件、歴史的文化的風土、
様々ななりわいや市民活動の蓄積.....。
 自然と調和し、人間らしく、ほんとうに豊かな暮らしを営むにおいて、これほど恵まれた素質を持つ地域は、地球上にそうたくさんはありません。
 小田原で生まれ育ち、大学と社会人の一時期を外で過ごし、外部の視点をもって小田原の暮らしや経済の様々な現場に係わって来た人間としての、これは実感です。
 しかし、残念ながら、「可能性」は現実にはなっていません。
むしろ、自然の減少、農地や森の荒廃、身近な生活環境の悪化、
なりわいの先細り、街の衰退、地域コミュニティの弱体化、
子どもと地域の隔たり、人材流出、働く場の減少など、
不安や閉塞感が地域の中に深く根を張っています。
 これからの時代を生きる若い世代や子どもたちに、地域をこのままの姿で引き渡すわけにはいきません。
もっと素晴らしい小田原の姿を、創ることができるはずです。
 それが、私たちの世代の責任であり、使命です。
  ここに住みたい。
……ここに住んでいて良かった。
  ここで働きたい。
……ここで働いていて良かった。
  ここで学びたい。
……ここで学んでいて良かった。
  訪ねてみたい。
……きっと良いものに出会える。
 心の底から、そう思える小田原であってほしい。 それだけの可能性を、人に与えるものを、小田原は持っているのですから。
 人にとって、本当に大切なものを、しっかりと守り、育ててゆけるまち。
 自然と人、人と人とが生かし合い、支えあい、補い合い、永きにわたり安心して暮らしていけるまち。
 それが、小田原の目指すべき姿であると思います。
 各地で既に始まっているように、ここ小田原でも、現状を諦めることなく、新しい道を見出し、切り拓いていく知恵とエネルギーを集めるべき時が来ています。
 大地に立ち、理想を掲げることを臆せず、人間にとって本当に大切なものを、大切にしながら生きることができる地域の姿を、創っていきましょう。

5つの基本理念

【豊かな資源を活かす】
 自然・人・なりわい・文化など、既に小田原に存在する十分な「素材」を、丹念に見出し、その持てる価値と力を最大限に引き出すことが基本です。

【「営み」をつくる】
 ハコモノやイベントではなく、地域内の暮らしや経済が生き生きと回る仕組やつながり合い(人間で言えば血流や気の巡りに相当)を大切に育てます。

【市民が自治を行う】
 行政が進めるプロセスに市民が「参加」するというレベルを越え、市民が「主体」となり、権利と責任を持って実際の地域作りを担う方向に進めます。

【持続可能である】
 地域を安全かつ健やかに保つ暮らしや経済の営みを、いつまでも続けていけるよう、環境面・社会面・経済面から検証し、またインフラを整備します。

【透明性があり、開かれている】
 地域づくりに係わる意見交換や意思決定が、常にオープンな場で行われ、自由闊達に誰でも参加できるよう、地域内の雰囲気と仕組みをつくります。