自然環境、地理的条件、歴史的文化的風土、
様々ななりわいや市民活動の蓄積.....。
自然と調和し、人間らしく、ほんとうに豊かな暮らしを営むにおいて、これほど恵まれた素質を持つ地域は、地球上にそうたくさんはありません。
小田原で生まれ育ち、大学と社会人の一時期を外で過ごし、外部の視点をもって小田原の暮らしや経済の様々な現場に係わって来た人間としての、これは実感です。
しかし、残念ながら、「可能性」は現実にはなっていません。
むしろ、自然の減少、農地や森の荒廃、身近な生活環境の悪化、
なりわいの先細り、街の衰退、地域コミュニティの弱体化、
子どもと地域の隔たり、人材流出、働く場の減少など、
不安や閉塞感が地域の中に深く根を張っています。
これからの時代を生きる若い世代や子どもたちに、地域をこのままの姿で引き渡すわけにはいきません。
もっと素晴らしい小田原の姿を、創ることができるはずです。
それが、私たちの世代の責任であり、使命です。
ここに住みたい。
……ここに住んでいて良かった。
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ここで働きたい。
……ここで働いていて良かった。 ここで学びたい。
……ここで学んでいて良かった。
訪ねてみたい。
……きっと良いものに出会える。
心の底から、そう思える小田原であってほしい。 それだけの可能性を、人に与えるものを、小田原は持っているのですから。
人にとって、本当に大切なものを、しっかりと守り、育ててゆけるまち。
自然と人、人と人とが生かし合い、支えあい、補い合い、永きにわたり安心して暮らしていけるまち。
それが、小田原の目指すべき姿であると思います。
各地で既に始まっているように、ここ小田原でも、現状を諦めることなく、新しい道を見出し、切り拓いていく知恵とエネルギーを集めるべき時が来ています。
大地に立ち、理想を掲げることを臆せず、人間にとって本当に大切なものを、大切にしながら生きることができる地域の姿を、創っていきましょう。 |